タイトル

品質理念

- 生産工程-後編 -

ベビードレス縫製(西仙北工場)

ベビードレス

ベビードレスはレースやフリル、刺繍やリボン、
切り替えやギャザーなど
装飾の多いお洋服ですので
きちんと印付けをしてぴったり合うように注意して

縫製します。

しるしつけ

型紙の上に布を置いて
透けた上から
ギャザー止まり

ダーツ止まりなどの印を
つけていきます。

オーガンジーは
歪みやすい生地なので

これをしておかないと
左右のバランスが
崩れやすい
ので
丁寧にします。

三巻き

三巻き押えを使って
綿サテンのスカートの
裾を
三つ折りしながら
ステッチを入れて
いきます。

ダーツロック

オーガンジーと綿サテンの
スカートのダーツを

それぞれ縫い、
ロックミシンをかけます。

透けて目立つので左右で
ずれないようにキチンと

印通りに縫います。

後ろリボン叩き

スカートを重ねて後中心に
リボンを縫い付けます。

裾の刺繍は
線状になっているので
平行になるように

気を付けます。

後ろリボン叩き2

アイロンで表に折り返して
から、
リボンのもう片方の
辺を縫い付けます。

この時、斜めジワに
なりやすいので上下を
ビシッと
ひっぱりながら
縫っていきます。

ウエストギャザー

オーガンジーと綿サテン
それぞれバラバラに

ギャザーを寄せます。
二枚一緒に寄せた時よりも

ふんわりと
ボリュームアップして
かわいい仕上がり

なります。

ピンタック

前身頃に
ピンタックを入れます。

印をつけて
厚紙などをあてて
アイロンで折り目を

付けてから縫います。

ピンタックアイロン

アイロンで倒して
整えます。

切り替えつけ

型を当ててアイロンで
折っておいた切替布を

前ウエストに置いて
縫い付けます。

メローアイロン

袖口にメローロック
(フチ飾りの細ロック)
をかけ、
アイロンでピンと
伸ばします。

袖リボン付け

袖口に
リボンを叩き付けます。

片側を縫ったら中に
ゴムを入れて
端と端をとめ、

伸ばしながら縫いとじて
いきます。

袖ギャザー

袖、袖レース、衿レースに
ギャザーを寄せます。

アーチ状になっていて
進む向きによっては
ギャザーが
入りづらいので
均等にするために
後袖から袖山へ、

前袖から袖山へと
二回に分けて
入れています。

袖下線

袖下を縫います。

通常は地縫いをしてから
ロックをかけますが、

オーガンジーが
歪みやすいのと透けるので

端を仮に止めたら
先にロックをしてから
地縫いをして
地縫いの線と
ロックの線がきれいに
並びやすいように

作業をしています。

ウエストはぎ

袖のフリルを身頃に付け、
ウエストを接いだら

表から広げたり
引っ張ったりして

縫い目やギャザー分量
などを確認します。

袖付け

袖ぐりをぐるっと
縫います。

人によって
地縫いをしてから
ロックをしたり、

袖下と同じように
ロックをしてから
地縫いをしたり
します。
袖ぐりの地縫いは
二週して二重にします。

袖付けロック

一周ぐるっと
ロックをかけるときは
始まりの縫い目を

切ってしまわないよう
かつ、浮いてしまわない

ように重ねないと
いけませんので
大変気を抜けない

作業になります。

衿パイピング

襟刳りにレースを付け、
パイピングで
挟み込みます。

先に付けたレースの
縫い目がはみ出ないように

気を付けます。

衿パイピング部分

パイピングの端は
三つ折りにして
ステッチで
とめます。
下前側は
肌に当たらないよう

外側に折り、 上前側は
美しく仕上がるよう内側に

折り込みます。

手内職

スナップ…ボタン…飾りリボン…など、
手で縫わなければいけない箇所も
多々あります。
主に外の内職さんにお願いしていますが、その時
その時によって
工場内で進める場合もあります。

ネームつけ

ブランドネームを
手でとめつけます。

スナップつけ

スナップは一針ごとに
糸をくぐらせて
結び目の
ようなものを作り、
綺麗で丈夫になるよう

仕上げております。

検査

縫製や生地自体に不良がないか、
ここで全品チェックをします。

一定の品質を保つためには必要な作業になります。

検査

見た目だけでなく
一見きちんと縫われている
様に
見えるものも、
着ているうちに解けたり
毟れてきた
りしないか
一枚一枚隅々にまで
目を光らせます。

仕上げアイロン

最後の仕上げにきれいに
アイロンをかけます。

梱包・出荷

工場での最後の工程になります。
異物混入がないように慎重に作業を進めます。

ごみ取り

空気中の小さなごみや
糸くずなどを
封入して
しまわないように
粘着テープでとります。

検針

袋詰めをした帽子を
検針器にくぐらせて
針などの
金属が
混入していないか
チェックをします。

検針

専用のハンガーに
ツーウェイオール、

ベビードレスをセットして
帽子も準備します。

検針

袋に入れて、もう一度
検針器に通して
チェックを
したら商品の完成です。

検針

出荷時は
ハンガーボックスに
入れて
掛けた状態で
納品します。

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